教会では、2024年11月新会堂建築を目指して歩んでいます。
今後、このページで会堂建築の進捗状況などを紹介してまいります。
多くの先達の思いと私たちの思いが融合して、何よりも神さまの恵みによって新会堂が捧げられますように。
会堂建築状況報告
会堂建築委員では、まず教会の中心になる礼拝堂について議論を進めています。現会堂の良さを生かしつつ、新会堂はより多くの方を迎え入れることができるように検討を進めています。
他教会がどのような礼拝堂でどのような会堂建築の歩みをしてきたのか知るために会堂見学も行っています。
多くの教会のご協力をいただき、神さまのみちに沿った会堂を献堂するために委員会を中心に一歩一歩前に進んでおります。
会堂建築献金についても多くの方から献金いただいていることを感謝いたします。
新会堂の献堂にむけて引き続きよろしくお願いいたします。
教会学校に通っていた皆さま、青山幼稚園卒園生の皆さまへ
青山教会の中庭を覚えていますか?
先日、教会員皆で中庭の草むしりをしたところ、大きなカエルが慌てて飛び出してきました。
秘密の隠れ場所にでも居たのでしょうか・・・
青山幼稚園出身の方々は特によく覚えているかもしれませんがこの庭には昔から大きなカエルが棲みついているのです。
そばに沼も川も無いのに、どこから?といつも不思議に思っていますが今年もやっぱり居ました。
昨年、天に召された青戸歌子先生は「去年と同じカエルよ」と毎年仰っておりました。
皆さんが幼かった頃、青山に在った建物は次々と無くなっています。
青山会館(フロラシオン青山)も金華飯店やトニーローマが入っていた住友ビルも天下一もハーゲンダッツもベルコモンズもピーコックさえ既にありません。
北青山の団地は全部壊されますし、青山保育園も青山児童館も引越します。
町全体がどんどん変わって来ています。
本当は青山教会くらい、昔のままの建物で残したいなあと思ったりもします。
ですが、今の青山教会の建物は1963年、前回の東京オリンピックの年に建てられましたので、さすがに外壁のあちらこちらが剥がれてきました。
1階の雨漏りも酷くなってきました。梅雨の時期も台風が来る時もドキドキです。毎回、牧師先生がバケツを用意して下さっています。
そんな訳で青山教会では「場所はこのまま」で「新会堂を献堂する」と決議して、現在約5千万円が「会堂建築献金」として捧げられています。
1億円貯まったら本格的な設計に入ろうと決めています。
この建物が存在するのもあと数年だろうと思います。
カエルはどうなっちゃうのかな?中庭残したいな?外階段のあの感じも良いのにな?
礼拝堂まだ使えそうなのにな?地下室で遊ぶの好きだったのにな?等々と「このまま残したい病」が時々発症します。心が痛い時があります。
それでも私たちは大きな決断をしました。
青山教会は神様を礼拝する神様の教会です。
神様の教会を次の世代にしっかり残す為に、変わりゆく町の中で決して変わらない神様の愛を伝えるために、教会は在るのですから。
2019年9月 教会学校 校長 小山美弥